校長挨拶

 御成門学園は、令和6年4月に開校した区内4番目の小中一貫教育校である。長く輝かしい歴史をもつ御成門小学校と御成門中学校の伝統を引き継ぎ、それぞれの良さを融合させ伸張していくことが期待されている。

 御成門小学校は、平成3年に鞆絵小学校(明治3年開校)、桜田小学校(明治10年開校)、桜小学校(南桜小・西桜小が統合し昭和39年開校)の3校が一つになり開校された。その後、平成6年に桜川小学校(明治6年開校)、平成7年に神明小学校(大正2年開校)も合わさり、現在にいたっている。また、御成門中学校は、昭和44年に愛宕中学校、北芝中学校(ともに昭和22年開校)の2校が一つになり開校された。御成門小・中学校は、ともに各小・中学校の長い歴史と伝統を受け継ぎ、たくさんの卒業生、保護者の皆様、地域の方々に愛され、支えられている学校である。御成門学園に関わる方々の期待に応え、子どもたち一人ひとりの未来をかけがえのない輝かしいものとするために、教職員が一丸となって組織的・計画的に教育活動に取り組んでいく。

 また、令和7年度には学びの多様化学校Minato Schoolが御成門中学校分教室として開校した。一人ひとりの気持ちに寄り添い、関係諸機関との連携を緊密にしながら、学びの充実を目指す。

 【本学園の教育目標】

 人間尊重の精神を基調として、心身ともに健康で知性と感性に富み、将来の国際社会において活躍する人間性豊かな児童・生徒の育成を目指し、次の教育目標の実現を図る。

〇よく考え、自ら進んで学習する人

他者を尊重し、協力してやり遂げる人

豊かな心とたくましい体をもつ人

      

                     令和7年4月   御成門学園御成門小・中学校長 阿部 俊幸